解説記事

大田区の薬剤師会が統一されて「大田区薬剤師会」が誕生しました。
かつては３つの地域薬剤師会があったのだけれど、１つになって活動しようということになったんだネ。
その１つかかつての東調布薬剤師会。東調布という名前だとわかりにくかったけど、これからは「大田区薬剤師会　田園調布ブロック」になりました。
でもやはり昔の独立した団体のほうがよかったのにネ

胃腸薬のあれこれ

最近は、相談して薬を買う習慣が無くなった。ドラッグストアが大きくなって相談できる町の薬屋さんが無くなっちゃったんだ。

例えば胃腸薬。
胃の症状にもいろいろあるし、第一原因だって様々だ。
適当に薬を飲んだって効くわきゃないんです。
とりあえず大きく２つに分類しましょう。
①　胃が荒れていることが原因の場合。
②　胃が弱っていることが原因の場合

あたりまえですが、①と②で、使う胃腸薬は全く異なります。

胃がただれていることが原因で「胃が痛む」、「胸やけがある」などの症状に使う胃腸薬は、「サクロン」や「セルベール」「イノセア」「スクラート」などがあります。
一方、胃の働きが悪いため、ガスが溜まって膨満管があったり、食欲不振だったり軟便気味の時には、消化剤のたっぷり入った胃腸薬がいいですね。

他にも、ストレスが原因だったりする時は、安中散の入った「大正漢方胃腸薬」も試す価値があります。なかなか薬の説明ができるドラッグストアーがないよ

「首より上の薬」って何の薬でしょうか。

実はこれ、便秘の薬なんだと。
店頭で便秘薬を買うのが恥ずかしい人に気を使ってのネーミング。

でも、ちょっと変ですよネ。

「ネコ」に「イヌ」って名をつけるみたいな違和感があるようなないような・・

便秘薬は、あまり強いのを飲まずに弱いものから使ってね。人によってはすごくお腹が痛くなる場合もあるから。